2025.04.20
- なすず 古瀬
- 4月20日
- 読了時間: 3分

先日の誕生日に友人からずっと欲しかった教本をプレゼントしてもらいまして、早速実践できそうなところから練習に取り入れてみました〜!これでもっといい絵を描いてくれというメッセージと受け取っているので嬉しいです。頑張れます。ちょっとずつやっていくぞ〜
吉田誠治先生の作品は昔から拝見しているんですが、どの描写もすごく丁寧に描かれている印象で、かつ「見る人に親切な絵」だなと思っています。例題モチーフのひとつですら透明感があってさすがだなぁと感心しつつ。りんご一生懸命寄せたけどあんなお手本みたいに透けないよぉ
個人的に文章も読みやすく、痒い所に手が届く感じがしているのでゆる〜く一周できたらいいなと思ってます。とはいえ今回みたいに真似(模写)して覚えるところよりも、タイトル通り見ていると絵を描きたくなる知識やアイデアの割合の方が多いのでいい意味で読むハードルが低いです。性格的に実践系は片っ端からやらなきゃ!と構えて疲れてしまうのでありがたいです……アイデア出しの時に辞書を引くみたいな使い方もできそうです。
現状これくらいシンプルなモチーフならギリギリついていけるんですが、一枚絵や人物をちゃんと描こうとすると急に情報量が多すぎて訳わからなくなるんだよな〜と思っていたところp53にて吉田先生も「頭がパンクしそう」と言ってくれていたのでちょっと安心しました(?)吉田先生がパンクしてるならそらそうか〜。こういう絵描きに優しい言葉もたくさん載せてくださっているので嬉しいです。元気でます。
そして今回の練習でちょっと謎が解けた部分があって、p48の「明暗は三つの光に分ける」「二色に塗り分けてしまっていい」といったところ。たしかに例題の球体もおおよそ二色に分けてその境界にちょっとだけ三色目入ってる感じなんですよね。めっちゃ一生懸命エアブラシかけまくってたけどぼかさないほうがいいんじゃん!!!と衝撃でした。そしていい絵の正体は使うブラシじゃなくて明暗と色の理解なんだな〜と再認識……耳が痛いね。
あとあと、今回でやっと自分に合いそうな塗り用のブラシを発見できたり。まさかの初期ツールですが「ガッシュ」がいい感じです。適度にテクスチャが入ってるし筆圧で色の濃さ調整できるのがいい!どれもガッシュを中心に塗りました。あとは「楕円ブラシ」の透明度をさらに落としてハイライトに入れてみたりとか。
「こう描いたらこう出る」「この表現をするならこれだ!」みたいな、自分の思い通りに操れる指先のように馴染んだツールを模索しながらの練習なので本当に考えることが多くて大変ですが……(今回も簡単なモチーフが多いですが全部で2時間くらいかかりました)ツールに関してはほんと試して慣れるしかないからねぇ。
吉田先生も「何でもいいのでとにかく描いて慣れる」とおっしゃっていました!その通り!がんばります。